エスアイ不動産株式会社です。
木造住宅で気をつけたいのは木材腐敗。シロアリや湿気によるカビなどが思いつくと思いますが、実は木材を腐らせる一番の原因は「腐朽菌」という菌なのです。
腐朽菌が家屋の木材に繁殖すると、その共存関係にあるカビも繁殖します。カビは、シロアリの好む環境なのでシロアリも発生します。
一般的にシロアリやカビが危険だと言われているのは、腐朽菌の繁殖が大きく関係しているからなのです。
【腐朽菌が繁殖する原因】
◉屋根の漏水
建築当時は防水加工などのコーティングがしてあっても、築年数が経つごとに劣化してしまうため、雨を受ける屋根部分の木材は特に水分を含みやすく、腐朽菌を繁殖させる環境を整えやすい部分です。
◉外壁からの漏水
屋根と同様に外壁も外からの影響を受けやすい為、劣化と共に漏水する可能性が高い部分になります。
◉結露による内部浸水
家の内部と外との温度差で水滴が窓につく結露ですが、この結露も窓枠から浸水し、やはり腐朽菌を繁殖させてしまう原因となります。
これらの原因により主に屋根部分・床下の土台・窓の周りなどが影響を受ける範囲です。
【木材腐敗を防ぐためには】
◉雨漏り対策をするなど浸水を防ぐ
雨漏りなどで浸水してしまうと一気に腐朽菌を繁殖させる原因となってしまいます。まずは専門業者に住宅診断をしてもらい、必要な箇所を修繕・防腐処理してもらいましょう。更には築年数が5年経ったあたりから、定期的なメンテナンスを行うと良いでしょう。
◉換気を充分に行う
水分、湿気が腐朽菌繁殖の一番の原因です。湿気のこもりやすい場所では特に定期的に換気・通気を行いましょう。
◉新築の場合は断熱構造を変える
新築の場合、床下など自力での換気が簡単にできない場所には、断熱処理などを施して土台周りに湿気対策を行うことで予防ができます。
外気に面する基礎で断熱する「基礎断熱」を取り入れることによって結露による吸水を抑えることができます。床下・土台に限らず、外壁や屋根など水を通しいくい構造にリフォームすることも非常に効果的です。
【まとめ】
大事な家を守る為にできることが色々あります。
腐敗が進んでいる場合には修繕のために業者に依頼する必要がありますが、長く住み続けるためには、事前に腐敗させないための対策や診断をすることで予防しましょう。
その為には住宅診断を利用する等、定期的なメンテナンスを行うことをおすすめします。手遅れになる前に是非考えてみてくださいね。
大事な家をリフォームする時は是非ともエスアイ不動産株式会社にお任せください。
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